|
コカリナは、元は「桜の木でできたオカリナ」と呼ばれ、東欧ハンガリーの露天で売られていた民族楽器でした。
1995年、コカリナの第一人者黒坂黒太郎が日本に紹介、コカリナと命名、その後、黒坂と日本の木工家によって、様々な改良が加えられ、今のような楽器として精度の高いコカリナが誕生して来ました。今では、日本国中、数万の愛好家がいると思われます。小さい子どもからお年寄りまで気軽に楽しめるだけでなく、木の優しい音色を持っているため、自然環境を守るシンボル的な楽器としても大きな注目を浴びています。また、黒坂黒太郎はNHK交響楽団のメンバーと共演するなど、コカリナを高度な演奏楽器として進化させています。
コカリナの種類、形、材質、機能
直径26ミリ、長さ8センチ、のソプラノコカリナからワインボトルほどの大きさのC管バスコカリナまでたくさんの種類のものがあります。
木の円筒に6個の指穴が開いており、これを組み合わせて開けることにより1オクターブと1音の音階を作ることがでます。また、音域を広げるため両サイドに副管を付けたトリプルコカリナを使うと最大2オクターブ半の音階をカバーすることができます。
リコーダーと違い、底が閉じられ閉管になっているため、音が柔らかくなり、しかも音が管の中で回るため、材質の音がそのまま出てきます。ソプラノコカリナはやや硬めの広葉樹(桜・もみじ・かえで・くるみなど)で作られることが多く、低音のバリトンコカリナやバスコカリナはスギなどの柔らかい針葉樹で作られたものが多いです。木によってそれぞれに音色が変わるのがとても楽しい世界です。また、首に下げて何処へでも持って行けることや、子どもでもすぐに音を出し、簡単な曲だったら数日でマスターすることができる手軽な楽器であることから、今マスコミなどでも
評判をよび、今、日本国内で急速に広まっています。
特に、音楽愛好家にとどまらず、「これほどまでに木の持っているやさしさを表現できる楽器はない」「まるで木の妖精が歌っているようだ」と森林保護に係わる皆さんや、アウトドアスポーツをする人々にも人気があります。
また、環境と音楽が結びついた今の時代に大変タイムリーな楽器との評価もあります。
朝日新聞に特集されました
|