コカリナの世界へようこそ

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2003.08
 長野県上田市を皮切りに始まった「全国縦断黒坂正文30周年リサイタル」が、北海道、神戸、京都と好評のうちに進んでいます。スタートの上田市市民会館では、歌手の上條恒彦さんがゲストに駆けつけてくださり、また、上田コカリナアンサンブル140人のメンバーも演奏してくれ、そしてお客さんは超満員。3時間近いコンサートになってしまいました。(2ページに新聞記事)初日の大成功に弾みを付けて、次は北海道函館。市民会館大ホールで2夜連続2ステージ。この町には音楽を始めた時から毎年のように行かせていただき、小さなコンサートを続けて来ました。それがようやく育ち大樹になった、その年輪に囲まれたコンサートになりました。
 そして、6月には神戸、京都。神戸は先日講談社から出版した本「コカリナ?」にもトップで登場してきますが、阪神大震災からの復活とコカリナ、そして黒坂正文の復活が大きく関わっていたため、どうしてもやりたいところだったのですが、ここでも神戸らしい素敵なリサイタルが出来ました。そして京都は先頃23年ぶりに再放送されたNHK「新日本紀行?小さな花のうた」にあるように、黒坂正文がそのスタイルを固めたところ、そしてコカリナが日本で最初に作られたところでもあるのです。この日のために結成された「コカリナ合奏団」の皆さんが素敵な演奏をしてくれ、また親友、人形劇の西川禎一さんが「おばあちゃんの人形」をひとつ抱えて、「さすが」と思わせる技をプレゼントしてくださいました。
 次回は和歌山県新宮市(9月15日祭日)それから福岡、豊橋、長野と続き、最後は12月14日討ち入りの日に東京青山劇場で楽日を迎えます。そして長野、東京には「コカリナによる交響詩ふるさと」を演奏する100人規模のアンサンブルが登場します。このアンサンブル、曲がようやく出来上がり、先日から練習に入っているのですが、音を出してみて、改めてコカリナという楽器の響きのすばらしさに唸っています。参加者のみなさんも「なんだかもう、大きな木に包まれているようでものすごく幸せになれる」と、意欲満々で練習しています。今からでも参加可能です。また、秋には平日の補講も考えていますので、よかったらご参加ください。初心者でも、かなりの経験者でもパート別 に参加できるようにしております。


 作曲家福澤達郎氏と黒坂黒太郎により作られた唱歌『ふるさと』をテーマにした3楽章からなる交響詩。第1楽章「峠」第2楽章「戦争」第3楽章「春」で構成され、ソプラノコカリナ、バリトンコカリナ、初心者、熟練者でパート分けし、ハーモニーを作ります。伴奏はピアノでも可能ですが、黒坂正文30周年リサイタル、長野、東京では弦楽四重奏をつける予定です。

 9月15日(月) 新宮市市民会館
11月 8日(土) 福岡市 筑紫会館
11月14日(金) 長野 更埴あんずホール
11月21日(金) 豊橋市ライフポート豊橋
12月14日(日) 東京・青山劇場


信濃毎日新聞


 初めて団体で行く韓国。今まで個人的には何度も訪問し、その度に「なんじゃもんじゃ」読者の皆さんを連れてきたい、と思っていたのでした。ちょうどSARSの嵐が吹き荒れているとき、でもそんなモノはモノともしないツアモノ、いや失礼元気な人達が15人、参加してくれました。到着して直ぐにかつて従軍慰安婦だったみなさんの住む「ナヌムの家」。僕も初めての訪問。話には聞いていたのですが、ここで見せていただいた当時の資料、そして従軍慰安婦だった方のお話は、衝撃以外の何ものでもありませんでした。15歳の時、家で寝ているところを押し入った日本軍に拉致され、台湾に連れて行かれ慰安婦を強制された、とのこと。淡々とその事実を語られる姿に、日本人としてただたじろぎ、うなだれるばかりでした。そのあと、日本の支配下にあったころ、朝鮮全土で作られた米を日本に送り出していた町群山(くんさん)へ。ここでも当時の日本が行っていた収奪の歴史を見せられ、気は滅入ります。でもそれらは全て歴史の事実。しっかりと見、後世に伝えて行かなければならないのです。
 そして最終目的地光州。この平和コンサートでは約1万5千人の聴衆が待ちかまえてくれていました。ステージから見るとどこが終わりか見えない、ものすごい人。そのほとんどが若者達。ロックコンサートだったらともかく、光州事件メモリアル平和コンサートです。登場するなり「ウオ?ッ!」と大歓声。そしてコカリナのゆったりした曲にも、拳をあげ、まさにあのワールドカップのノリ。さらに、僕の最後の曲、アチミスル(朝露)では観客総立ち、大合唱になったのでした。韓国の大統領ノ・ムヒョンさんは当選して直ぐ「韓国は『平和』でアジアの中心になる」と言ってのけました。それが空文句でないことがよく分かりました。 ステージで歌いながら、「日本も30年前はこんなんだったなあ」と思っていました。あのエネルギーはどこへ消えてしまったのでしょう?どこかに眠っているだけなのでしょうか?それとも本当に消えてしまったのでしょうか?今、韓国から学ぶべきものは多々ある様に思えます。

 コカリナの誕生、そしてコカリナが様々な人々によって育てられて行く課程をつづった「コカリナ??森の精が宿る笛?」が講談社から発売されました。発売から一ヶ月、長野の本屋さんではコーナーまでできて売られているとか?東京でも少し大きめの本屋さんに行くと、音楽コーナーなどに平積みで置かれています。また、各地から読んでくださった皆さんの感想が届いています。そのいくつかをご紹介します。  

 ☆――本日『コカリナ?』読了(二回目)もう付箋だらけになりました。そしてしばしば不覚にも熱いものがこみ上げてきました。その正体は、はたして何だったのでしょう?一言で言ってしまえば、黒さんや黒さんの音楽の持つ、人の生へのいとおしさだと思うのです。(略)「『何かを始める』ということは、それがたとえ気休めのようなものであったとしても、その一滴が大河となることを信じて動き出すことのように思う。」「年寄りが元気な町はよい町だ」等々、励まされる箇所も随所にありました。技巧や虚飾のない実直な表現にも好感がもてました。
                         (長野県、桂木恵さん)

 ☆――コカリナと出会い6年になります。本当に不思議な楽器です。コカリナの知識はあまりありませんが、この本を読んで「なるほど・なるほど」とうなずけることがいっぱいでした。一気に読んでしまいました。私もコカリナ繋がりでいろんな人と今交流しています。魅力あるコカリナに感謝、黒坂さんに感謝・・・。   (協会ホームページより、花いちもんめさん)

 ☆ ――本を拝読しました。付属のCDを聴いたとき、樹の「氣」を感じました。 これをきっかけにコカリナをやってみようかなと考えています。                                     (協会ホームページより、蒼和さん)

 ☆ ??「コカリナ?森の精が宿る笛」一気に読みました。 みなさまにオススメの本ですね。黒坂さんの顔を思い浮かべながら、笑ったり、涙ぐんでしまったり・・・・、ほんとに、コカリナの愛好者がすこしずつ増えて、神戸の町でも、コカリナを首からさげた人たちがいっぱいになると楽しいだろうなと思います。 (協会ホームページより、ひさえさん)

 ☆――日本のコカリナの原点が見えたように思います。この本は、是非みんなに読んでいただきたい!私はこの本を読んで、感動と感激しました。これからのコカリナ製作は、以前と違う気持ちで望めます。          (富士市、長橋さん)

 

●本、CDはお近くの本屋さん、CDショップでお求め下さい。
● お近くにお店がない場合や、どうしてもサイン付きが良いという場合は、事務所にご 連絡ください。送料がかかってしまいますが、送らせていただきます。


今年は志賀高原コカリナフェスティバルはおやすみ

毎年恒例で行われてきた「志賀高原コカリナフェスティバル」は会場のなっていた笠岳キャンプ場が閉鎖されたため、新しい会場を探していたのですが、なかなかいい場所が見つからず、今年はおやすみ、ということになりました。その代わり同じ日にち(8月23日)に、山ノ内町で「コカリナ音楽祭」という集いを行います。是非お出かけください。詳しくは山ノ内町公民館小林さんまで。       電話0269−33−1120





 先日、NHK旭川放送開局70周年企画でN響首席ハープ奏者の早川りさこさんと共演させていただきました。グランドハープとの共演は今回が初めて。クラシックの曲を楽譜通 り演奏しなければならず、もう大変。でもおかげで本当に良く練習しました。クラシックの曲というのは、最初は「なんでこんなややこしい音を使うのだろう?」と腹が立つのですが、何度も何度も吹いていると、ある時急にその意味が分かり、何かが見て来るから不思議です。それにしてもN響やサイトウキネンオーケストラで活躍される早川さんは「コカリナってこんなに小さいのにスゴイ!」と感動されていました。確かにグランドハープに比べたら象とネズミみたいに違いますね。また一緒にやりましょう、と約束しましたので、いつかジョイントコンサートを実現したいと思っています。その時はお出かけください。
 今年の夏は長崎です。長崎で初めて被爆樹コカリナを演奏します。お盆(12日)は東京・お台場でもおこないます。お出かけください。
                           黒坂黒太郎


あなたの町でも黒坂黒太郎コカリナコンサートを!
  被爆樹の音色も是非お聴き下さい。
  5、60人から数千人規模までできます。

 詳しくは 黒坂音楽工房 03−5626−1581
       ファックス 03−5626−1568
          Eメールアドレス kuro@waltz.plala.or.jp

 

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