被爆樹コカリナ
黒坂黒太郎が演奏している被爆樹コカリナは２００８年、東京サントリーホールのラジオＣＭとして起用されました。
そのＣＭは２００８年全日本コマーシャルフェスティバル（ＡＣＣ賞）で新聞社が選ぶ最高賞ジャーナリスト賞を受賞。
さらに２００９年カンヌ国際広告賞に出品される予定です。
ＣＭはこちらで聴くことができます。
また、そのＣＭについて２００９年２月２２日毎日新聞全国版で紹介されました。
被爆樹コカリナ
これは被爆樹、原爆に焼かれた木です。木の種類はエノキ。中国地方を中心に日本各地に見られる大木で、大きいモノは太さ１，５メートル、高さ３０メートルにもなるそうです。
この木は、昔、広島の陸軍病院の庭にあった大きな木で、この木の回りは入院している傷病兵や看護婦さん達の憩いの場になっていたそうです。
１９４５年、８月６日広島に落とされたたった一発の原子爆弾は広島の町を焼き尽くし一瞬にして２０万人の人々の尊い命を奪いました。その恐ろしい原子爆弾の強い熱でこの木も体のほとんどを焼かれました。でもなんとか生き延びました。戦後、この木の近くにあった基町（もとまち）小学校の子ども達が木を励まし一生懸命育てて来ました。でも１９８４年、広島を襲った大きな台風でとうとう力つき倒れてしまいました。その倒れた幹を広島の高校生達が学校に保管してきました。そして2001年８月６日、広島でおこなれた黒坂黒太郎のコンサートの時、ステージに飾ってくれました。その後この木をコカリナにしようと言う話がもちあがり、完成しました。この木から８本のコカリナが誕生しました。
木をクリックしてみてください。音が出ます（MP3データ、2.43MB）。こんなに焼けてもなお生きようとし、美しい音を出す木に思いを寄せてみてください。そして原爆でなくなった人達に心を寄せてください。２１世紀には決して核兵器など使われないように。
真ん中の焼けたところが原爆を浴びた部分、両側からその傷を一生懸命抱くように樹皮が成長しているのがわかると思います。
 |
SORA空THE
SKY 値段1,575円税込み 「商品は２週間以内に佐川急便代金引換でお送りします」 |
黒坂音楽工房 １３６−００７２
東京都江東区大島5-34-17 コーポ大島2F
TEL. ０３−５６２６−１５８１
FAX. ０３−５６２６−１５６８
| コカリナって何？ | 被爆樹コカリナ | 黒坂黒太郎 | リンク |
ホームへ