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☆ 第12回東京コカリナアンサンブル定期演奏会
2024年11月9日(日) 14:00 開演 紀尾井ホール(東京都千代田区)
出演:東京コカリナアンサンブル・黒坂黒太郎・宇戸俊秀・矢口周美
特別出演:松本俊明
2003年に結成された東京コカリナアンサンブルは現在団員約70名。黒坂の指導の下、日々練習を重ねています。第12回となる定期演奏会では、MISIAさんの「明日へ」「Everything」などの作曲家松本俊明さんが共演してくださいます。松本さんは以前コカリナのために「Omoide」という曲を書いてくださいました。今回も、コカリナのために新曲「雨上がりの約束」「遠く離れても」を創って下さり、初演されます。
大人数のコカリナアンサンブルが奏でる重厚なコカリナの音色と、松本ワールドで表現された新しいコカリナの世界をどうぞお楽しみください。
2024年11月
黒坂黒太郎
☆ 黒坂黒太郎(正文)50周年記念コンサート in 神戸
2024年11月30日(土)開演13:30
場所:神戸市産業振興センター ハーバーホール
出演:黒坂黒太郎・矢口周美・薄田真・すすきだ真樹
宇戸俊秀・関西コカリナアンサンブル
神戸のコンサートには、2023年すみだトリフォニーホール、2024年新宮市丹鶴ホールに引き続き、読売交響楽団のヴァイオリニスト薄田真氏と、マリンバ・パーカッションのすすきだ真樹氏が参加してくれます。ヴァイオリンとマリンバ、コカリナとの聴きごたえのある掛け合いや、素晴らしい音色の共演をお楽しみいただけます。更に、関西コカリナアンサンブルの演奏が花を添えてくれます。神戸では、初の組み合わせのコンサートです。是非、足をお運びください。
2024年11月
☆ 黒坂黒太郎(正文)50周年記念 「歌とコカリナのコンサート」
『君は現代の吟遊詩人です。
地域をまわり、地域の人達がそこに生きている喜びを
感じられるような音楽を創っていきなさい。』
民俗学者 宮本常一氏が黒坂に与えた言葉です
その言葉を胸に
音楽を創り続けて50年
全国各地のたくさんの人に
支えていただいた50年でもありました
50周年の記念となるコンサート
北は北海道から南は九州まで
全国各地で開催予定です!
各地のコカリナ愛好者による
コカリナアンサンブルも出演します♪
2024年6月30日(日) 開演 14:00 ティアラこうとう 大ホール
(東京都江東区住吉2-28-36)
【出演 】
黒坂黒太郎(正文)(コカリナ・うた・ギター)
松田幸一(ハーモニカ・パーカッション)
矢口周美(うた・オートハープ)
宇戸俊秀(ピアノ)
ザ・コカリナアンサンブル
【 座席 】 全席指定
【演奏予定曲】
■ コカリナのための交響詩
「故郷」2024 全三楽章
一楽章 峠
二楽章 戦争
三楽章 春
■ なぜ私は
■ 待っているから
■ We can stand
■ ひばり&熊ん蜂の飛行
など
50年「させていただいて 感謝」
この50年、本当に好きなことをさせていただいてきました。
作詞し、作曲し、歌い、コカリナを開発し、演奏し、CDを出し、アンサンブルを指揮し、被災地を支援し、はたまたエッセイや小説まで書かせていただき、YouTubeまで。これほどやりたい放題やらせていただいてきた者はあまりいないのでは?と思います。これはもう性分で「どうにも止まらない」のです。
ただ、許していただけるのであれば、これらのやりたい放題の中に共通しているものがあることです。それは「人間が好きだ」と言うことです。「落ち込んでも生きようとする人が好きだ」と言うことです。自分がしてきたことがどれほど人を励ませたか、はまったく自信がないのですが、すべてのことは、そんな人たちの生き様と共にあったことは確かのようです。
先日、ある出版社に「こういう面白い本を作りたいのだけれど」と提案したところ「面白いけれど流通に問題がある」と答えが返ってきました。その時、そう言えば50年間、歌といい、コカリナといい、流通に乗らない事ばかりやり続けてきたなあ、と思ってしまいました。
でも、そんな僕を支えてくれたのはコンサートを作って下さった皆さんであり、来て下さった皆さんであり、コカリナ愛好家の皆さんです。そして、それは50年を経過しても続いていくことでしょう。
まだ迷惑をかけます。よろしくお願いします。
ぜひ、足をお運びください。
黒坂黒太郎(正文)
☆黒坂黒太郎(正文)50周年記念『歌とコカリナのコンサート』が
全国各地で開催予定です
2月18日(日)黒坂黒太郎(正文) 50周年 歌とコカリナのコンサート in 函館
(終了) 函館市芸術ホール(北海道函館市)
6月14日(金) 黒坂黒太郎(正文) 50周年記念コンサート With びわこ
コカリナアンサンブル in 滋賀 野洲文化小劇場(滋賀県野洲市)
6月30日(日) 黒坂黒太郎(正文) 50周年記念コンサート
ティアラこうとう 大ホール(東京都江東区)
7月 6日(土) 黒坂黒太郎(正文)50周年記念コンサート
山形県寒河江市
7月20日(土) 黒坂黒太郎(正文) 50周年記念コンサート in 飯能
飯能市市民会館 小ホール(埼玉県飯能市)
8月 4日(日) 黒坂黒太郎(正文) 50周年記念コンサート in 新宮
丹鶴ホール(和歌山県新宮市)
9月 2日(日) 黒坂黒太郎(正文) 50周年記念コンサート in 我孫子
我孫子市民プラザ 多目的ホール
9月16日(月・祝) 黒坂黒太郎(正文) 50周年記念コンサート in 上田
長野県上田市 サントミューゼ
9月28日(土) 黒坂黒太郎(正文) 50周年記念コンサート in さいたま
さいたま市産業文化センターホール(埼玉県さいたま市)
10月 6 日(日) 黒坂黒太郎(正文) 50周年記念コンサート
栃木県那須野が原 ハーモニー小ホール(栃木県大田原市)
10月26日(土) 黒坂黒太郎(正文) 50周年記念コンサート
鹿児島県鹿児島市 イイテラス
10月27日(日) 黒坂黒太郎(正文) 50周年記念コンサート
福岡県久留米市 石橋文化会館 小ホール
10月29日(火) 黒坂黒太郎(正文)50周年記念コンサート
福岡県糟屋郡須恵町
11月16日(土) 黒坂黒太郎(正文)50周年記念コンサート in 茨城
常総市生涯学習センター 多目的ホール
11月30日(土) 黒坂黒太郎(正文) 50周年記念コンサート
兵庫県神戸市 神戸産業振興センター ハーバーホール
ぜひお近くの会場へ足をお運びください♪
☆ 黒坂黒太郎 コカリナ 大きなひまわりコンサート ウクライナの子ども達を支援
2023年9月10日(日) 開演 14:00 すみだトリフォニーホール 大ホール
(東京都墨田区錦糸1丁目2-3)
【出演 】 黒坂黒太郎(コカリナ)
薄田真(ヴァイオリン)
すすきだ真樹(マリンバ・打楽器)
宇戸俊秀(ピアノ)
矢口周美(うた)
大きなひまわりコカリナアンサンブル
Sun² dancerS(バレエ)
新宿区立江戸川小学校6年生有志(コカリナ)
【ゲスト出演】
ウクライナの子ども達
坂本龍太朗(ワルシャワ日本語学校教頭)
【 座席 】 全席指定
【コンサート内容】
*黒坂黒太郎のコカリナ演奏
おかえり春(ウクライナの曲/詞:ゴリゲ 曲:メラゼ)
被爆樹コカリナで~アメージングピース~(賛美歌) など
*子ども達のバレエとコカリナアンサンブルの共演
コスモスの空に(黒坂黒太郎)
アバイド・ウィズ・ミー(賛美歌) など
*子ども達(ウクライナ&日本)のコカリナとコカリナアンサンブルの共演
夢は窓辺を過ぎて(ウクライナの子守歌) など
*大きなひまわりコカリナアンサンブルの演奏
大樹の祈り2023 (黒坂黒太郎)
アルルの女より「ファランドール」(ビゼー) など
*坂本龍太朗氏のお話
全国各地で展開してきた「コカリナひまわりコンサート」の集大成のコンサートです。
ポーランドから坂本龍太朗氏とウクライナの子ども達が来日し、ウクライナの子守歌などを日本のコカリナアンサンブル(子ども&大人)と一緒に演奏します。また、黒坂・矢口・宇戸俊秀氏(ピアノ)と共に、読売交響楽団のヴァイオリニスト薄田真氏、パーカッション(マリンバ)のすすきだ真樹氏も参加し、素晴らしい演奏でコカリナを支えてくださいます。
このコンサートはウクライナの子ども達だけでなく日本中、世界中の子ども達に「君たちの未来には平和な地球がある」と希望を抱いてもらえるようなものにしたいと思っています。
懸命に生きるウクライナの子ども達と共に作る音楽に励まされ「明日を生きる力」を持っていただければと思います。
ぜひ、足をお運びください。
2023年8月
黒坂黒太郎
☆ 第11回 コカリナ公認講師コンサート ~ 平和への祈り ~
2023年5月4日(木・祝)開場13:15 開演14:00 紀尾井ホール(東京都千代田区紀尾井町6番5号)
【 出演 】
日本コカリナ協会 公認講師アンサンブル
黒坂黒太郎(コカリナ)
新倉一梓(ピアノ)
矢口周美(うた)
【演奏予定曲】
シンドラーのリスト(J.ウイリアムズ)
アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第4楽章(モーツァルト)
渚のアデリーヌ(センヌヴィル)
大樹の祈り2023(黒坂黒太郎)
ライムライト(チャップリン)
Omoide(松本俊明) 他
【 座席 】 全席指定
コカリナ講師コンサートへお出かけ下さい。
コカリナ講師コンサートは11回目を迎えます。今回のコンサートは「平和への祈り」と題して行いたいと思います。
思えば前回の「第10回講師コンサート」(2022年2月23日)の翌日からロシアのウクライナ侵攻が始まりました。あのコンサートでウクライナにまつわる曲「ひまわり」を演奏したことはとても不思議な「縁」でした。その「ひまわり」をテーマ曲として各地でウクライナの子ども達を支援する「ひまわりコンサート」が続いております。いまだに続くウクライナでの戦争、そして世界中にきな臭い匂いが漂う中、美しい春を迎えた日本で、チャップリンの「ライムライト」や「シンドラーのリスト」のテーマ曲などを奏で、平和を祈ります。また、ずっとコカリナで演奏し続けてきた「アイネ・クライネ・ナハトムジーク第1楽章」ですが、今回は美しく華麗でありながら難曲な第4楽章を演奏します。
挑戦し、進化を続ける「コカリナ講師コンサート」です。
是非お出かけください。
黒坂黒太郎
☆ コカリナコンサート「ほ」の国の歌 With うた&打楽器
2023年2月18日(土) 開演 13:30 三井住友海上 しらかわホール(愛知県名古屋市)
【 出演 】
黒坂黒太郎(コカリナ)
矢口周美(うた)
新倉一梓(ピアノ)
あいちコカリナアンサンブル
【賛助出演】
窪田健志(名古屋フィルハーモニー交響楽団 主席打楽器奏者)
【 座席 】 全席自由
【演奏予定曲】
「ほ」の国の歌(黒坂黒太郎)
アルビノーニのアダージョ(ジャゾット)
大樹の祈り2023(黒坂黒太郎)
ひばり&熊ん蜂の飛行(ディニーク コルサコフ)
チャルダッシュ(モンティ)
ひまわり(松本俊明) 他
14年ほど前、蒲郡市や豊橋市のコカリナ愛好家達の要請を受けて「『ほ』の国の歌」という曲を創らせていただきました。穂波、帆掛け船、豊作、ホタル、子どもらの頬(ほほ)など「ほ」という言葉が17回も出てくる言葉遊びのような歌ですが、この地域には「ほ」という言葉の響きがピッタリの、暖かく優しい風が流れています。
この歌をテーマに、コロナと戦争の向こうには、きっと太古の「ほ」の国ような「平和」と「希望」の世界がある、と信じ演奏したいと思います。
今回は3年前、全国植樹祭愛知で大活躍した「あいちコカリナアンサンブル」も登場してくれ一緒に木の音のハーモニーを響かせてくれます。
また、私の高校(長野県立上田高校)吹奏楽部の後輩で、現在名古屋フィルの首席打楽器奏者として活躍する窪田健志君が打楽器やマリンバで賛助出演してくれます。 是非お出かけください。
2022年11月
黒坂黒太郎
☆ 第11回東京コカリナアンサンブル定期演奏会
2022年9月11日(日) 14:00 開演 紀尾井ホール(東京都千代田区)
東京コカリナアンサンブルは現在団員数70名と、今までにないほどの大所帯となってきています。人数が多いとパートも増やすことができ、それによるハーモニーの厚みも出てきて、挑戦の巾が大きく広がります。
今回もそれを最大限に活用しながら、クラシックやポピュラーの名曲、そして私がコカリナのために創った曲を奏でます。
このコンサートも今各地で行われている「コカリナひまわりコンサート」と同様、戦争により苦しんでいるウクライナの子ども達を支援するコンサートとし、映画「ひまわり」「キーウ(キエフ)の鳥の歌」、そして松本俊明さん(MISIAの「明日へ」や「エブリシング」の作曲家)作曲の「ひまわり」を演奏し思いを届けたいと思います。
ぜひお越しください。
2022年5月
黒坂黒太郎
☆ 黒坂黒太郎コカリナひまわりコンサート in 松戸
~世界中の友達に平和を〜
2022年7月10日(日) 13:30 開演 松戸市民会館(ホール)(千葉県松戸市)
【出演】
黒坂黒太郎(コカリナ)
矢口周美(うた)
新倉一梓(ピアノ)
コカリナサークル 我孫子・柏・鎌ヶ谷・流山・松戸
☆ 森を謳う コカリナコンサート&トークショー
2022年7月2日(土) 14:00 開演 としま区民センター多目的ホール(豊島区)
【 出演 】
黒坂黒太郎(コカリナ&トーク)
太田雅久(トーク(NPO法人日本コカリナ協会理事長))
矢口周美(うた)
宇戸俊秀(ピアノ)
コカリナアンサンブル・ふぉれすと(コカリナ合奏)
☆ 「国立競技場の木のコカリナが奏でるコンサート」
~世界中の友達に平和を~ 同時無料配信
2021年8月22日(日) 15:00 開演 新宿文化センター 大ホール
私は一本のケヤキの木です。
5年前まで旧国立競技場の門の脇に立っていました。樹齢約200年。長い間、東京の町を見つめてきました。前の東京オリンピックやアジア大会、サッカーやラクビーの大会、数々のコンサート。そしてあの戦争の時は、ここから戦争に出て行った学生さん達を見送りました。
私は2015年冬、新しい国立競技場を作るため、まわりに立っていた仲間の木達とともに伐採されました。
でも私達は、そのあと、木の笛コカリナに蘇りました。私達の体は約3000本のコカリナになり、子ども達によって奏でられています。国立競技場周辺、福島、長野、そしてニューヨークに住む小学生や、養護学校の子ども達によって演奏され素敵な音楽になっています。
今年8月22日には、国立競技場の近くの新宿文化センター大ホールで、私達「国立競技場の木」のコンサートが行われます。そこで私達の音色が世界に向け響き渡ります。
私があの場所にもう一度立ち、その周りで沢山の子ども達がコカリナを吹き、歌い、踊ってくれます。
このコロナ禍の中「世界中の友達に平和を」と。
おでかけください。
2021年6月
国立競技場のケヤキ(黒坂黒太郎)より
☆ 第10回東京コカリナアンサンブル定期演奏会 同時無料配信
2021年3月7日(日) 紀尾井ホール開演 14:00
東京コカリナアンサンブルは2003年12月に青山劇場で行われた黒坂黒太郎(正文)の30周年リサイタルで発足しました。コカリナをアンサンブルとして発展させたい、との思いでリサイタル終了後も存続させることにしました。それから17年あまり、メンバーの皆さんは黒坂黒太郎が放つ無理難題にも本当によく応えて下さいました。難しいクラシックの曲にも挑戦して下さったり、開発された新しいコカリナにもどんどん取り組んで下さったり、東京コカリナアンサンブルがコカリナの発展の中心になったと言っても過言ではありません。定期演奏会も1年半に一回ぐらいのペースで続けてきました。
10回目の記念となる定期演奏会は昨年11月に予定されておりましたが、コロナ禍の中、延期せざるを得なくなり、3月7日の開催となりました。
自身の健康、家族の介護等の事情で出演をあきらめざるを得ないメンバーがおりますが、皆、コロナ禍の中、コカリナで人々を励ましたいと、練習に励んでおります。この厳しい状況下で行う定期演奏会は、きっと、カタチを乗り越え、「心」でお客さんとつなぎ合うことができるような気がします。演奏者は一人一人が悩み、苦しみの中、コカリナの音を出し、お客さんも悩み苦しみの中、受け止めるのですから。
そして、コロナ禍の中にあるコカリナという楽器。最近、コカリナは、もしかしたら、このコロナ禍のために生まれてきたのでは?と思うことがあります。今、このときこそ、木の音で人々を励まさなくてどうするんだ?と奇跡の一本松が、被爆樹が、コカリナになった多くの木達が叫んでいるように思えます。コカリナは単なる嗜好の楽器でなく、「木の音で人間を励ます」という使命を持った楽器なのかもしれません。
第10回定期演奏会では、いつもの定期演奏会のように、朗読を入れた構成詩を披露します。今回はちょうど3.11の前ですので、~奇跡の一本松物語~です。この構成詩の中で、出演者全員で「奇跡の一本松でできたコカリナ」を演奏し、被災地とコロナに負けず成長していく子ども達にエールを送りたいと思います。 黒坂黒太郎
☆ こんな時ほどコカリナを
落ち着こう!頑張ろう!人類
春はもうすぐそこに来ているというのに、コロナウイルスにより、学校は休校、「中高年は危ないから家にいろ」と言われ、テレビをつけると恐怖をあおるような話ばかりが飛び込んでき、不安になります。憂鬱な春です。
でも、でもこんな時だからこそコカリナを吹きましょう。コカリナを吹いたら元気になれます。コカリナは今まで、中越地震や、東日本大震災などで被災地の皆さんを勇気づけてきました。そして、何よりもコカリナの木の音は心を落ち着かせてくれます。一つ二つの音を「プー」と鳴らすだけでも、木が優しく包んでくれます。これが免疫力にもつながるのだそうです。またコカリナは木だけでできていますが、木にはフィトンチッドという成分が含まれており、それは除菌、殺菌作用もあると言うことです。
ウイルスにまで死滅させるかどうかはわかりませんが、木はその殺菌する力により絶滅することなく2億年も種を守ることができたようです。(人類は800万年)
今、市民会館、公民館は閉鎖、練習場所を失っている人も多いと思います。でもコカリナはどんなところでも演奏できます。これから暖かくなりますので河原、森の中、広い公園でもやるのもいいでしょう。今までコカリナに触れたことのない友達にも木の音が持つ優しさを教えてあげてください。
私たちは、この不安と混沌の中にいる人々を励ましたい、と、キングレコードから新しいCDを出す方向で動き出しました。そこには「一本の樹」や「世界中の友達に平和を」「平和への行進」「大樹の祈り」などを収録します。
沢山の講師やコカリナ技能検定一級の皆さんが協力してくださいます。 フィトンチッドの音は人間に「ウイルスなんかに負けない生きる力」を与えてくれる、と信じ、世界に向け発信したと思います。発売は6月下旬の予定です。
また、YouTubeで「頑張ろう人類!コカリナ放送」を開始ししました。そこではコカリナの説明やミニレッスンをしたり、木の思いを語っています。家にいる時間が多くなると思います。子ども達も是非見てください。スマホのgoogle検索で「ユーチューブ、頑張ろう人類コカリナ」と叫んだら検索できます。チャンネル登録もして下さい。
落ち着こう! 頑張ろう! 人類。
2020年 黒坂黒太郎
☆ 黒坂黒太郎(正文)45周年&カーネギーホール演奏、無事幕を下ろす
25歳の時、キングレコードからデビュー。それから45年。いろいろありながらもなんとか音楽の道を歩んでくることができました。大きな事務所にも属さない一介の「野を行くミュージシャン」がここまで来られたのも、全国津々浦々で、その地に根付き生きている皆さんが支えてくれたおかげです。コンサートの数は5000回を越えました。応援してくださった皆さんへの感謝をこめて、45周年を行いました。コンサートの前半は「WE CAN STAND」「夕張の子」などの歌を。後半はコカリナの世界を展開しました。歌の部分も、コカリナアンサンブルの皆さんが優しい音色でバックを務めてくれました。これは初めての試みです。プロミュージシャンもピアノの宇戸俊秀さん、パーカッション・ハーモニカの松田幸一さん、ギターの小堀浩さんがしっかり支えてくれ、カーネギーでも大好評だった「さくら国際高校のダンス部」の皆さんが学徒出陣で散った若者たちのために創った「青春の森」を振り付け、踊ってくださいました。長野県山ノ内町や高山村からは子ども達も含めバスで駆けつけてくださいました。
当日は大変な社会的状況にもかかわらず、沢山のお客さんにご来場いただき、大成功のうちに幕を下ろすことができました。出演してくださった皆さん、ご来場くださったみなさん、応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。これから50周年にむけ頑張っていこうと思います。どうかよろしくお願いします。
☆ カーネギーホール コカリナコンサート 準備進む
黒坂と矢口がニューヨークに行き、現地の人々と交流を重ね、カーネギーホールコカリナコンサートの準備が進んでいます。また今回は現地 N.Y.のゴスペルグループがゲストとして登場してくれますが、そのリーダーが広島長崎を訪れて創った「GOD BLESS JAPAN」という曲を合同演奏する事になりました。さらに、被爆2世の語り部でもあり、被爆者のお兄さんの絵本も出されている山田みどりさんがコカリナ合奏団に加わってくださっているため、曲中で、朗読をしてもらうことになりました。今この時、ニューヨークから国立競技場のコカリナの音色と共に平和を世界に発信したいと思います。
黒坂黒太郎のコカリナ、矢口周美のうた以外にも、日本を代表するブルースハープ奏者の一人である松田幸一氏の出演が決まりました。ピアノは宇戸俊秀氏です。これらプロ奏者に支えられ、日本コカリナアンサンブル、N.Y.日本人学校の子ども達のコカリナ合奏が再びカーネギーホールに響きわたることでしょう。また、さくら国際高校ダンス部の高校生達がコカリナの「立ち上がれ木達」に合わせダンスを披露してくれます。昨年の東京芸術劇場と紀尾井ホールでのコカリナコンサートにも出演、非常に高い評価を受けたダンスです。
更に、今回は地元のゴスペルグループの共演も予定され、コカリナとのコラボでは、新しい世界を表現できると期待しています。
N.Y.カーネギーホール コカリナコンサート 11月10日(午後)
ボストンコンサート(ニューイングランド音楽大学) 11月 8日(夜)
セドナコンサート 11月12日(夜)
☆ 黒坂黒太郎(正文)演奏活動45周年 & カーネギーホール記念
「歌とコカリナのコンサート」 in すみだトリフォニーホール 2020.2.15
来年2月15日(土)「すみだトリフォニーホール大ホール」にて、黒坂黒太郎(正文)演奏活動45周年&カーネギーホール記念 歌とコカリナのコンサート」を開催することとなりました。
1部では、シンガーソングライター黒坂正文時代の「広場とぼくらと青空と」から水俣の少女との出会い、高校生達との国連への平和アピール、そして、コカリナとの出会いと長野オリンピック。
2部では、被災地支援や国立競技場の木のコカリナ、そして東京2020へとコカリナの歩みと未来を表現します。
また、コンサートでは、11月10日ニューヨークカーネギーホールで行われるコンサートの報告も散りばめながら作り上げたいと思います。
このコンサートでもコカリナアンサンブルを結成し、コカリナ合奏を披露したいと思います。
☆ 国立競技場の木が奏でるコカリナコンサート in ティアラこうとう 2019.9.8
東京江東区ティアラこうとう大ホールで行われた「国立競技場の木が奏でるコカリナコンサート」は140名のコカリナ合奏団による交響詩「ふるさと」~福島より と共に、江東区の「子ども鼓の会」の皆さんとの共演による、総勢200名による日本古謡「さくら」ベートーベンの「歓びの歌」などの演奏で盛り上がりました。ベートーベンもビックリするようなコラボは、来年の東京2020の舞台でも実現できたら訪れる外国の皆さんにもきっと喜んでもらえると、確信しました。
まもなく新国立競技場が完成します。国立競技場の改修工事が始まった4年前、私達NPO法人日本コカリナ協会は工事により伐採されなければならなかった、国立競技場を取り囲んでいた樹木25本を譲り受けました。中には樹齢200年もする大木もありました。あれから4年経ち、それらの樹木から3700本のコカリナが誕生、国立競技場周辺や江東区の子ども達を中心に演奏されており、この度「国立競技場の木のコカリナ」のコンサートを以下のように行い、ベートーベンの第9(歓びの歌)等を演奏します。また、下町情緒あふれる江東区で活躍する子どもの鼓の会も登場してくれ、その第9を共演します。
さらに、国立競技場のコカリナは国立競技場が完成する11月、ニューヨークカーネギーホールにてニューヨーク日本人学校の子ども達も含めた200人の大合奏団により披露されます。
国立競技場の木が奏でるコカリナコンサート
出演
黒坂黒太郎、矢口周美(歌)福澤達郎(ピアノ)
ザ・コカリナアンサンブル 140名 江東区立第四大島小学校児童有志
新宿区立四谷第六小学校児童有志
渋谷区立千駄谷小学校児童有志
千人鼓の会こども有志 演奏曲 歓びの歌(ベートーベン)
交響詩「ふるさと」 など
☆ 吉田秀&黒坂黒太郎ふたつの夫婦のコンサート
ジャンルが違う
2組の演奏家夫婦による
息の合った
音色を、
音楽を、
トークをお楽しみください。
2018年9月28日(金)開場 18:00/開演 18:30
サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
「いつかやりたい」と思っていたコンサートが実現します。秀さんと一緒にやらせていただくようになってから、かれこれ15年になります。秀さんはいつも包み込むような温かい低音で私達の世界を支えてくれています。ピアニストの奥様ともコンサートの打ち上げなどでご一緒させていただき、なんだか意気投合、いつか秀さん夫婦と私達夫婦でジョイントコンサートできたらいいね、と話してきました。日本のクラシックを背負い「王道」を行く秀さん夫妻と、音楽の裏街道を行く私達夫婦。表街道と裏街道が交差する地点がどこかにあるはずだと思いました。そこに咲く花は、可憐な花か?あだ花か? どんな花が咲くか分かりませんが、オモシロイ花は咲きそうです。是非お出かけください。 黒坂黒太郎
出演:
吉田 秀 コントラバス
黒坂 黒太郎 コカリナ
安宅 薫 ピアノ
矢口 周美 うた
コカリナアンサンブル
曲目:
チャルダッシュ モンティ
鳥の歌 カタルーニャ民謡
空 黒坂黒太郎
ほんとうの空の村 黒坂黒太郎
愛の喜び J.P.マルティーニ
親愛の言葉 G.カサド
モーゼ幻想曲 N.パガニーニル
☆ ~2020を国立競技場伐採木のコカリナで迎えよう~
「国立競技場の木のコカリナ」コンサート
東京芸術劇場 コンサートホール
2018年8月2日(木)開場 17:00/開演 18:00
☆ 東日本大震災から7周年になる2018年3月11日、
東京紀尾井ホールにて、被災地支援コンサートを行います。
「奇跡の一本松」が鳴り、舞う コンサート
~NYカーネギーホールの感動を再び~
「奇跡の一本松」からできたコカリナや布を中心に、カーネギホールコンサートでニューヨークの人々に大きな感動を与えたプログラムをさらに発展させお届けします。
舞台いっぱいに広がる「奇跡の一本松」の音と舞。復活の歓びです。
☆ 奇跡の一本松からできた「コカリナ」カーネギー公演
2017.11.12
VIDEO (別画面で表示)
動画
FUJISANKEI COMMUNICATIONS INTERNATIONAL, INC.
ディレクター:増子貴世|カメラ:石井三香子|編集:神野寛子
プロデューサー:浦部靖己
☆ カーネギーホールでのコンサートが決定 2017年11月12日(日)
ウィーン楽友協会大ホールのコンサートなどの実績が認められ、いよいよニューヨークカーネギーホール(座席数2,800席)でのコンサートが決定しました。ウィーン公演の時と同じようにプロ演奏者に加え、日本コカリナ合奏団を結成、コカリナのアンサンブルの素晴らしさをニューヨークのみなさんに聴いていただければと思います。また、「国立競技場コカリナ」で「歓びの歌ファンタジー(第九)」をニューヨークの日本人学校やアメリカの子ども達も一緒に奏で「自然と共存した2020年東京オリンピック」をアッピールしたいと思います。初級のみなさんも一緒に奏でられる楽譜を製作しますので、是非、みなさんご参加下さい。
また、サポーターも大歓迎です。
☆ 木の心は響く長野1998から東京2020へ
長野市芸術館コンサート 2017年4月8日(土)、9日(日) 2日連続
2016年5月、長野市にオープンしたばかりの木のホール長野市芸術館(1300人収容)で2017年4月、2日間連続のコカリナコンサートが行われます。
コンセプトは
長野冬季オリンピックからまもなく20年、長野オリンピックの伐採木から始まったコカリナが、20年の積み重ねを経て、東京オリンピックの伐採木(新国立競技場建設のために伐採された木)のコカリナにつながりました。2020年東京オリンピックを3年後に控えて、長野オリンピック20周年を記念して、長野オリンピックを偲ぶと共に、東京オリンピックが人と自然が調和し、生きとし生けるものに平和な未来をもたらす「環境オリンピック」になることを祈り、長野から発信し奏でます。
というものです。
主催は長野の老舗放送局SBC信越放送の関連会社「コンテンツビジョン」。SBCはコカリナが始まった当初から、取材を続け、ソルトレイクや、ウィーンも同行して膨大な記録映像を持ってくれているので、それらの映像も使って今までにない実験的なコカリナコンサートを展開しようと計画しています。
プログラムは2日間全く違う形で、コカリナ合奏も8日は「長野の講師を中心にした全国の講師アンサンブル」「長野版LIFE」の演奏。9日は「東京オリンピック」を見据えた子ども達から大人までの200名の大合奏で行う予定です。黒坂も全く違う曲で挑みたいと思います。NHK交響楽団首席コントラバス奏者の吉田秀さんも復帰され、手伝ってくださる予定です。また、切り絵作家として著名な柳沢京子さん(長野市在住)もご協力いただける事になっています。
☆ コカリナ20周年コンサート 東京芸術劇場、満席の中で幕
1月16日(土)コカリナ20周年コンサートは美智子皇后様もご臨席くださり、東京芸術劇場大ホール満席のお客さんで大成功のウチに幕を降ろしました。
コンサートは2部に分かれ、前半は黒坂、矢口、福澤達郎、安田雅司郎、黒坂周吾(和太鼓)で、「チャルダッシュ」や「木立を抜ける風の音」、新曲「草原にひとり立つ木」なども披露させていただきました。前半の最後は聖徳大学音楽学部のみなさんの合唱と一緒にJ・シュトラウスの「トリッチ・トラッチ・ポルカ」に日本語付けた「平和へ!走れ!ポルカ!」。合唱とコカリナのコラボで高らかに平和への思いを歌い上げました。2部の最初の曲は70歳以上(戦争体験がある人)のコカリナ愛好家で構成される「ライフ」の皆さんの演奏で映画「ビルマの竪琴」で歌われた「埴生の宿」。ひとつひとつの音を丁寧に、戦争の悲しさを表現する姿はお客さんの心に深くしみいりました。それに続けて「学徒出陣」を見てきた「国立」の木でできたコカリナで「青春の森」を演奏。そしてフィナーレは300名のコカリナ大合奏と大合唱で「歓びのうたファンタジー」。これは福澤達郎氏が、ベートーベンの第九交響曲の第4楽章をコカリナ用にアレンジしてくれたモノ。国立競技場千駄ヶ谷門にあった大ケヤキからできた和太鼓で始まり、コカリナのアンサンブルが折り重なるように鳴り、さらにそこに、合唱が加わっていきます。300人の気持ちがひとつになり、芸術劇場大ホール一杯に響き渡りました。どれもこれも素晴らしかったのですが、際立ったのは、子どもコカリナ。千駄ヶ谷小学校、四谷第六小学校、コカリナ子どもアンサンブルの子供達。最年少は1年生。全て暗譜で見事に吹きこなしてくれました。
アンコールは矢口と子ども達全員で手話をやりながら「一本の樹」さらには「ふるさと」。この演奏が始まると美智子皇后様がバッグからコカリナを取り出し、一緒に演奏を始めて下さるというビックサプライズ。これには、演奏者もお客さんもビックリ。翌日の各新聞やテレビがその事を報じてくれました。
コンサートの後、感動のお電話やお手紙を沢山いただきました。その中の一つ、東京郊外にお住まいの方の長いお手紙の抜粋を紹介します。
「・・・正に「新世界」でした。こんなに心揺さぶる音楽にふれたのは73年の人生で初めてでした。コカリナは美しき天然そのものですね。先生はおっしゃいましたね。「コカリナは人の声にも似ている」と。300人の合奏は温かい深みを帯びたハミングのような、いえ、天からの神の声かと思う崇高な音色でした。もう音楽以上の音楽で今もなお、感動の渦の中にいます。私の席から皇后陛下を拝見することができました。陛下もお身体を乗り出してコカリナに引き込まれていらっしゃいました。そしてお席から立ち上がらんばかりのご様子で拍手を続けていらっしゃいました。原爆で焼かれた木のコカリナの音色は身体の芯までふるわせ、その悲しみとコカリナとして復活した奇跡に思わず十字を切っていました。」
沢山の皆さんのおかげで20周年コンサートを終えることができました。本当にありがとうございました。この20周年コンサートは4月に信州上田で、5月には福井で、その後各地で行われる予定です。
コカリナ20周年記念コンサート歓喜の歌 2016年1月16日(土)
東京芸術劇場 コンサートホール 13:30〜
国立競技場の伐採木がコカリナと和太鼓(初披露)に復活
☆ 国立競技場の木をコカリナと和太鼓にするプロジェクトについて
コカリナと和太鼓になる国立競技場千駄ヶ谷門の大ケヤキ
2020年東京オリンピックのために建て替えが行われている国立競技場の木がコカリナと和太鼓に復活しようとしています。
2015年1月から国立競技場立て替え工事が始まりました。神宮外苑の森の中にある国立競技場は沢山の樹木に囲まれていました。その樹木は移植も行われましたが、伐採されなければならない木もありました。
私たちは昨年春から、それらの木をコカリナと和太鼓にすべく、国立競技場(日本スポーツ振興センター)に申し出て来ました。幸いにも日本スポーツ振興センターの多大なるご協力もいただき、この度、それらの木を譲り受けることができました。
今回いただいた木は桜、カエデ、松、ケヤキ、椎、樫などの大木で、中には樹齢100年は軽く越えていると思われる大ケヤキもあます。
それらの木は1964年の東京オリンピックだけでなく、その前のアジア大会(1958年)、さらには72年前の学徒出陣の声を聞いてきた木達です。 2020年東京オリンピックが「世界の平和の祭典」となることを祈り、私たちはこのコカリナと和太鼓の演奏の輪を広げていきたいと思います。
なお、このコカリナは、本体は国立競技場の木でできていますが、中栓(吹き口に埋めてある木)には陸前高田市で被災し流された